しらかば探訪 vol.08

神戸市中央区 港倉庫エリア「リアルマッコイズ」 アパレル会社「リアルマッコイズ」の本社・縫製工場がここにある。 こちらに納品に行ってきた。 これ、裏の入り口なんかな? でも他に入り口ないしな・・戸惑いつつ扉を開けると コンクリート張りの高い天井・壁

海外のアトリエに来たかのような異空間 カッコイイ服がところ狭しと積まれている

いい感じにくたびれたチェック柄シャツに、ビーサンを履いた背の高い紳士がスタッフさんと打ち合せしていた。 「こんにちはテツヤジャパンです。」

私に気づくとすぐに

「どうぞ」

と、その紳士 颯爽と歩いて奥に通してくれた

スタッフの方もビーサン。いいなあ、ビーサン。

「今日は30分くらいしたら出ないとあかんから時間取れなくてごめんね」 ご紹介します。

この方がリアルマッコイズ代表の辻本仁史さん。 日本のファッション雑誌でも辻本さん特集で20ページ以上にわたり紹介されていたり(服や持ち物が紹介されている)会社も歴史あるブランドなのだろうけど、彼自身が単独でブランドのようだ。 そんな辻本さんの趣味の一つが音響ルーム作り。 昔の木造住宅の時代は、ある程度音が抜けていい音響環境だったけど現代の住宅やマンションになってからは音楽を聴くにはいい環境ではなくなったという。音源もデジタル化が進み、CDになると音質はさらに悪くなったという。 今の住宅でも昔のような良い音が聴ける状態を再現するために、いろいろ工夫を重ねて音を追求し、今に至る。 これはもはやライフワークといえます。 「ちょっと来て!」ソファから立ち上がり、特注であろう鉄製のカッコイイ螺旋階段をフットワーク軽く上がっていく辻本さん

は、はい!と私、息切れしながら頑張ってついていく 「今、ここを作ってるとこなんだよ。」

適度に音を吸収して、響かせる音響ルーム 手をばちんと叩いてみる。おお、ほんとだ、音の跳ね返りがしない (山で例えるならヤッホーが返ってこない) 森の中にいるような、音がそのまま再現される空間。部屋に取り付けられている棒の壁(写真)は、いろんな木の種類が使われている。まさに小さな森。さらには音の反射を緻密に計算し、1本1本が隣りあっている。 この棒の壁のすごい部分は、防音効果にもなるところ。これにより反対側の音が伝わりにくく、海外では銀行の仕切り壁や飛行機のファーストクラスの座席の下などに活用されているという。 「じゃ、さっきの部屋へ戻ろう」

3階分くらいある螺旋階段からの眺め。絶景 で、ロシアンバーチの話。 ロシアンバーチ積層面が見えてる写真です。

回転軸のあるステレオの地盤は音が鳴ると揺れる。積層を下におくと振動を逃がすので、摩擦や抵抗がなくなって音が良くなるのだそう。 これまでいろいろな積層(布、プラスチック)を下に引いていたが積層が細かいほどいいという。ロシアンバーチも単板が薄めの細かい積層なので一度試してみたいということで購入されたようだ。

さらには辻本さんは生活において「エコ・リサイクル」を軸とされている。アジトも港倉庫を改装したもので、古いカメラやバイク、家具を修理したり、これまでも様々なものを自分でリサイクルしてきた。 (「リサイクルユニオン」という活動もされている) 材料もエコ・リサイクルできるものをなるべく扱う。「合板(ロシアンバーチ)もエコやん? (商品として売る状態にする時)無垢材はいいところを切り出す為に無駄な端材が出るけど、 合板(ロータリーむきの)は全部を使うから無駄が出ないでしょ。」 なにからなにまで、プロフェッショナルな生き方が本当にかっこいい方だと思いました。 「今度来てくれたら他の部屋も案内するからね。

カメラの部屋とか、バーとかいろいろあるよ。」 えーまだまだあるんですかい、みたい! 美味しいコーヒーも飲みたい! 必ずまたお邪魔させてくださいっ

◎リアルマッコイズ 公式サイトはこちら

写真と文/小寺ヨシコ

◎テツヤジャパンはロシア白樺耐水合板の専門商社です◎

◎お好みのサイズにカット・塗装して納品もできます。簡単な手書き図でもOK!◎

◎個人からプロまで購入が可能です◎

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