特集:北欧旅女通信 vol.01

成田を11時55分に出発。

フライトはフィンエアーのマリメッコ柄。

「ちょっと、バーチ材見に北欧行くよ。ヨシムラさん(松本の旧姓です)も行かない?」

と、2児持ちおかんの私を気軽に誘ってきたヨシコさん。

「ちょっと、ラーメン食べに駅前行くよ。」

と同じノリでおっしゃいましたわ。

ロシアンバーチを売る彼女を応援したくてね。

一緒に仕事しようと誘われた矢先の出来事だったんです。

マリメッコ、大変失礼ながらそのブランドや特徴のある柄は知りつつも、フィンランドのデザインだとかも存じ上げないくらい無知な自分でした。

...フィンランドかあ。

フィンランドって言えば、アキ・カウリスマキくらいしか思いつかない。

あとは...なんだろ。

おしゃれな食器???

フルーツの絵とかかいてるやつ(※アラビアのこと)か。

かもめ食堂か。

ヨシムラさんは家族に相談しました。

母「行ってきたらええやないの、どうせ止めても行くでしょあんた」

夫「Go for it!(やったらええやん)Sounds fun!(楽しそうやん)」

子1「どうせ母さんすぐどっか行くやん(諦め」

子2「おみやげはぬいぐるみー(物欲」

家族、ノリ良いな。

で、行く事にしました。バーチ材見に。

フィンエアーはウニッコ柄。知ってる知ってるこの柄!

ロシアンバーチを見にロシアにも行く予定だったけど、陸路や海路を熟考した結果、どう考えても10日間で全然回りきれない。ということで、ロシアンバーチと同じくらいヨーロッパで普及しているというフィンランドバーチがふんだんに使われてあるだろう建築を見に、スウェーデンとフィンランドに行くことに決定しました。

10時間強のフライトは、ヨシコとのお喋りと007の最新作、それから「エベレスト」の字幕なしであっという間だった。エベレスト登頂するのにヘルメットをしない時代だったんだね。飛行機の揺れと滑落しそうな感じが重なりあってリアル3D劇場。

ペーパーナプキンもマリメッコ with シャンペ〜ン

ミルクティーもマリメッコ

コーヒーも(以下略) 北欧について何も知らない我々は行きの飛行機で学習

乗り換えのヘルシンキに到着後、すぐに乗り換えて45分のフライトはあっという間に終わり、スウェーデンのアーランダ空港に到着。

「ヨシムラさん、こっちみたい」

「どれ乗ったらええんやろ」

券売機が多すぎて何が何やらわからない。しかしバスか電車かは写真を見れ ばわかる。お問い合わせボタンを押して話していたら、横でヨシコがおっちゃんに聞いて話してる。その声が大きくて、機械越しのお兄さんの声が聞こえへーん!

中央駅まで 片道300スイスクローナ。1クローナ(約12円)なので4000円近い。

まったく読めない。けど、なんとかなるのがこの旅。

ストックホルム中央駅は人が沢山!ヨーロッパは店が閉まるの早いよね?(※ストックホルムは都会でスーパーなどは夜まで開いています)早急に思い、腹ペコな私たちは仕方なくしょーもないホットドッグを食べる。約600円。高い!宿に着いたら自炊しよ、そうしよ、と貧しく気弱な二人は心に誓う…

大阪の梅田に酷似。「疲れてきて阪急百貨店らへんに見えてきたわ...」

とにかく早く宿に行こうと人に聞いて聞いて聴きまくるけど、みんな本当に親切!!スウェーデン人は優しいんだなあ。感動する。英語も通じる。嫌な顔されたことない。TRAINはJRでMETROが地下鉄なんだ。メモ。ヨーロッパはどこも似ている料金体系。しかし現地の方が使う青いカードはどこで買えるんだろうか、明日聞かなくては。

最寄り駅に到着するが、地図を見ると歩けそうな距離。ヨシムラさん、何を血迷ったか歩き始めました。寒空の下歩くのが好きなんだ。遠い目で倒れそうなヨシコを後方に歩きまくる。近代的なデザインのビルやホテルが並ぶ国道沿い、車道が広すぎる。歩きながら思ったね、道間違えた??この時、気温はマイナス2度くらいだったと思う。

「この道であってんのかなあ...」

どでかいホール。国道沿いです。

雪がちらつく中、ガソリンスタンドに到着する。店員さんに聞くと、全然違うとこにいるよって。やっぱりね。ガーン。諦めてタクシーを呼んでもらう。店員さん、ありがとうございました。タクシーの運ちゃんも、アパートに到着したあとホストの名前をネームプレートに見つけるまで暖かい眼差しを投げかけながら待っててくれました。

宿に着いたら、優しい感じのお兄さんが笑顔で「ハロー」。行きの飛行機でみた007のQを彷彿とさせるお兄さんBrattが出迎えてくれた。疲れ果ててた私たちはなかなか英語が出てこない。ヨシコが「b...bread store...」ああ、この辺のパン屋を知りたいんだな、わかる。わかるよ。ベーカリーが出てこない。それくらい疲弊してたアラフォー二人。

しかし一念発起して近所のスーパー「ICA(イカ)」に行くことに。治安は良いため夜に出歩いても大丈夫だよ、とのこと。ドキドキしながら雪を踏みしめ歩くこと10分。

ヨシコさんが「キャビアあるで‼︎‼︎」マジで?マジだ。クラッカーにあうかな?とその時「日本の方がセレクションあるんちゃうの」と関西弁翻訳が発動された。ニコニコしたおじさんがすぐ後ろに立っていた。オススメはありますか?パンに塗るもので。と聞くと「このチューブ。タラコのペースト、ガキん時から食ってる。せやけど毎日食うもんやから安いやつやな」早速のローカル情報!おっちゃんありがとう。疲れた身体にその優しさが染み入ります。

色々と購入した後帰宅。

気がつけば、そのままで泥の様に眠り始めるヨシコ。

さあ、明日はライトと家具の展示会だ。 まだ旅は始まったばかり。

写真と文/まつもとまゆみ

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